必見!「立ち上がりやすさ」は、たったの3つの動作を取り入れるだけだった!

介護現場で働いている、tomiです。

 

高齢化社会と言われている今、私たちが支えなければいけない

 

高齢者の人数は知っていますか?

La course

 

私たち20〜64歳の働き盛りが、75歳の高齢者を支える人数は

2025年には…

3.3人に1人を支えることになり

2045年には…

2.3人に1人の高齢者を支える事になります。

 

 

親の年齢を考えてみてください…

 

周りでも急に介護をしなきゃいけないけど、まずどうしたらいいのかわからない」

って声をよく聞きませんか?

 

私も施設で働いていますが、

 

入居する前に自宅で暮らしていた方が自宅での生活が難しくなり、施設に入る方

が多く「家では大変だった」との声をよく聞きます。

施設に入る前の生活を支えているのは誰でしょうか?

 

そうです!家族なんですよね。

 

親の介護が必要になる将来は、そう遠い話ではありません!

 

介護が必要となる前に、ちょっとした工夫を今から覚えておいて、

 

介護が必要になった時に

「やり方がわからない」と焦らないで、

不安を抱ええずに手伝いが出来るなら、

 

安心だと思いませんか?

 

いざ、介護が、必要になった時に必ず役立ちます!

ここでは、介護の現場でも手伝うことが多い

 

  「立ちあがり」という動作の

手伝い方についてお伝えしていきます!

 

なぜ、「立ち上がり」の動作が生活の中で多いかというと…

 

私たちも

食事の際、椅子から動く事が多いですよね?

トイレの際も、座ってから立つ動作をしていませんか?

ベッドから起きて、動くときはどうですか?座ってから、動きますよね?

 

生活の中でも「立ち上がる」という動作は多いのです!

 

「立ち上がり」の動作のしくみがわかっていれば、

手伝いの方法、声のかけ方も楽になります✨

それでは「立ち上がり」の動作のしくみについて、伝えていきますね。

 

「立ち上がり」には

3条件がそろっていない

できません!

 

3条件とは…

 

①前かがみになること

 

私たちも、立つときに、おじぎをするように頭を下げて立っています。

その動作ができるように、声をかけていきましょう。

前かがみになりやすいように、前に掴まるものを用意しておくこともいいですね。

 

②立つときに、足を引くこと

 

立つときに、足が前に出ていたら私たちでも立てないですよね?

それと、一緒です!

立つ時に、足を引いてもらうように、声をかけていきましょう。

 

③立つときに、その方にあった高さに合わせること

 

低い場所から、立ち上がるのは難しいですよね。

人によって、立ち上がりやすい高さは違ってきます。

じゃあ、その人に合った高さとは、何センチなのか?という事ですが、

目安として、座った時の高さが膝の位置と同じ高さであれば、その方にとって

立ち上がりやすい高さという事になります。

 

椅子や、ベッドから立づらそうな時は、

膝の高さまで、合わせてみてください。

 

 

この3条件を頭に入れておきながら

 

「立ち上がり」やすいように、声をかけて手伝いをしてみてください~。

 

読んでも、よくわからない!って方は、

 

前かがみにならないで、足も引かないで、何も

掴まらずに立てるのかやってみてください。

 

実際にご自身で立つ動作をしてみると、わかりやすいですよ。

 

ぜひ、参考にしてみてくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あなたでも、助けられる!「喉につまらせた!」を防げる食事中の観察ポイント✨

現役介護福祉士のtomiです!

 

これから、親の介護をしなきゃいけなくなる未来を考えると不安だな。と思っている方も多いと思いますし、これからたくさん増えてくると思います。

 

介護をする上で、不安な事はたくさんありますよね…

 

その中でも、食事中に喉につまってしまった時に「どうしたら、いいの!?」

 

とふッと思うことはないですか?

 

何もなく食事ができることが、1番ですが、

 

急に咳き込み、どんどん顔色が悪くなり

 

最悪の場合、

「死」に至ってしまうこと

も考えられます…

 

高齢者は、静かにのどに詰まらせているなんてことも…

なので食事中の様子を見ることは、とても重要なのです!

 

介護現場でも、食事中は入居者の顔が見れる位置に、職員は常におり見守りをすることは、当たり前!

 

緊急の場合にも、しっかり動けるように研修も、日々、行っています!

 

あなたが介護をしていて

 

「のどに詰まらせた」「助けられなかった」「動けなかった」ということは、

 

絶対に避けたいですよね。

 

食事もお互いに楽しく、安心して食べれるように、

 

「喉につまった時でも、私は動ける!」と自信がつくように

 

食事中の観察ポイント 

と 

応急手当のやり方

 

をお伝えします!

 

まず、食事中の観察ポイントとして

✅「むせる」「飲みにくい」「咳をする」「おう吐」のサインがないかよく見ること

 

✅食べている時は、しっかり起きているか確認する             

 眠そうであれば、食事の時間をズラす

 

✅食事中の姿勢は、背筋が伸び、まっすぐであり、飲み込みやすい姿勢であること

 

✅食べるスピードが速くないか

1度に口に入れる量は多くないか観察し、 声をかけていく

 

✅喉につまりやすい食べ物がある時は、十分に気を付けておくこと        

(餅、パン、こんにゃく、カステラなど)

 

この5つのことを、気を付けていれば、最悪な未来を防ぐことが

できます!

 

それでも、

「突然、苦しそうにして口をパクパクしている」

「白目をむいて、苦しそう」

「顔色が、だんだん悪くなってきた」

 

という事態も考えられるので、

 

頭に入れておいて、ほしい応急手当もお伝えします。

 

 

~つまってしまったが、本人に意識がある場合~

 

まず、口の中にあるものを指で、掻きだす

ここでは、指を噛まれてしまう事があるので、ご自分の指にガーゼ等

巻いて行ってください。

また、入れ歯が入っている時は、入れ歯も取りだしましょう。

 

そして「背部叩打法」といって

 

ご本人の名前を常に呼びながら、体をうつむかせて、

 

肩甲骨の間を力強く4~5回連続して、叩いてください!

 

それでも、つまったものが取れない時は

 

「ハイムリック法」といって

 

相手の後ろにまわり、片手で握りこぶしをつくり

 

「みぞおち」の、やや下のほうに、握りこぶしを置き

 

もう片方の手で、握りこぶしを握ります。

 

ご本人と、体を密着させ、すばやく握りこぶしを

 

手前に押し、上に引き上げてください。

 

「ハイムリック法」は、正しい方法で行わないと、内臓破裂など

 

起こすこともあるので

 

「みぞおち」のやや下を、押しながら引き上げることを忘れずに。 

 

背部叩打法、ハイムリック法の動画はこちらから

 

http://tfd.metro.tokyo.lg.jp

 

 

まずは、毎日の食事で、起こりうる「むせる」「飲みにくい」などの

 

「つまらせるかも、しれない」という危険の察知を

 

観察し意識することから、始めてみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

力はいらない☻安心、着替えのサポート方法✨

こんにちは!現役介護福祉士として働いているtomiです。

 

自宅で親の介護をこれからしなきゃいけなくなるなぁ~って

 

なんとなーく考えている方も

 

今、介護を頑張っているけど、うまくいかないって思う方も多いと思います。

 

普段、私たちが生活の中でしている

「着替え」

 

いざ、介護をする時は手伝いをしなければいけない時がでてきます。

 

そんな時に

「なんで、うまく着れないんだろう?」

「こんなに手伝うのに、時間がかかるとは思わなかった」

と感じることを

少しでも減らしたいなって思いませんか?

 

また、着替えの手伝いがうまくいかず、イライラしてしまう自分

着替えの手伝いが力任せになってしまい、親が怒ってしまった!

 

という事も考えられますし、避けたいですよね💦

実際に、私も腕が動かなくなった方の着替えをする時に、

力任せで腕を引っ張ってしまったことがあり「痛かったよ」って言われ、反省したこともあります。

 

なので、

 

力ずくではない、

着替えの手伝い方・手順を教えますね~

 

大切になってくることは、

 

相手が

✅どれだけ、体を動かすことができるかを

把握し、できる動きはやってもらう(腕を伸ばしたり、曲げたり)

 

動きづらさが出てきた方に対しては、

✅服を着るときは、肘まで通してあげる

✅服を脱ぐときは、服を背中までまくってあげる

など少しだけ、手伝いをする

と、やりやすくなります✨

 

次に、着替えの手順ですが

 

マヒなどで片側が動けなくなってしまった方に対しての、

基本の手順があるので、お伝えします

 

例えば…

右側がマヒや拘縮で動かなくなってしまった方に対して

 

着るとき → 右側(動かない方)から服を着てもらう

 

脱ぐとき → 左側(動く方)から服を脱いでもらう

 

ことが、着替えの手伝いをスムーズにする手順となります。

 

その時に、

肘や手首などの関節を支えながら、私たちが服

を動かして着たり、脱いだりの

手伝いをすると、介護される側もとても、着替えやすくなります!

全部を手伝わなきゃいけない!と思わず、

 

着替えるときの動きは、どこまでできるんだろ

う?と

相手の動ける範囲を把握して、本人ができるこ

とをサポートする感じで

着替えの手伝いもしてみてください~✨

 

 

 

 

 

親の転倒は避けたい!簡単、転倒防止の方法

こんばんは!

現役介護福祉士のtomiです。

 

高齢者が転んだだけで、骨折など大きな怪我になり、寝たきりになってしまった。

ということはよく、耳にしませんか?

 

親の介護中に、転んでしまい大きな怪我になりベッドから動けなくなった。

 

という未来はできるだけ、避けたいですよね。

 

施設でも転倒してしまい、入院したまま戻って来れなかったり、

 

骨折して、歩けなくなってしまった。

 

という方をたくさん、見てきました。

 

逆に、歩く時にふらつきがない方は、転ぶことなく元気に過ごしています!

 

そうならない為に、できるだけ防げる方法をお伝えします!

 

それは、

足首のストレッチを、生活の中に取り入れることです。

 

なぜ、足首のストレッチが大事になってくるかというと、高齢者の場合、足首の動き

が硬くなりスムーズな動きができなくなると、歩くときに地面を蹴ったり、バランス

を保つことが、できにくくなったりし、転んでしまうことに繋がるからです。

 

そのためには、まず足首をストレッチして柔軟性を高めることが大切になります。

 

足首のストレッチを行うことで転倒防止に繋がることは

http://jstage.jst.go.jp

で検証されてるので、気になる方は参考までに見てみてください~

 

それでは、やり方を伝えていきます。

  1. 椅子に座ってもらう
  2. そのままの状態で、両足のつま先をあげる
  3. この動きを10回繰り返す
  4. 次は、かかとを上にあげる
  5. この動きも10回繰り返す

これだけです!

簡単で、すぐできるストレッチなんです。

 

このストレッチを、生活の中で取り入れるだけで、転んでしまう可能性は少なくなり、転んでしまって、寝たきりになってしまった。ということも防ぐことができます。

色んな、ストレッチがありますが、

 

まずは簡単な足首ストレッチを

 

ご飯の前などでも、何気なく声をかけ、一緒に

楽しく行ってみてください。

 

 

 

 

 

 

聞こえづらさは「耳垢」のせいだった!?すぐにできる、ケアの方法

こんばんは!

現役介護福祉士のtomiです。

 

皆さんは高齢者の方と話しをしている時に

「耳が遠くなったな」「聞こえていないのかな?」と感じることはないですか?

そして、話しかけても聞こえていなくて、

イライラする!

何回も聞き直されて、疲れる!

と感じている方は多いのではないかと思います。

Old Man, Candy

 

加齢と共に聞こえにくくなることや、病気によ

って聞こえなくなる事は、出てきますが、

日々の生活の中で、これを取り入れるだけで、

相手が聞こえやすくなる方法を教えます!

行えば、

聞こえていなくてイライラする!がなくなります。

 

その方法とは

「耳掃除を定期的に行うこと」と「骨伝導を利用した会話」

です。

 

耳掃除をすることで、聞こえやすくなるの?と

疑問に思うかもしれませんが、

実際に私が関わっている、高齢者の方でとても

耳が遠く、大きい声で話しかけても「ん?」と

聞き返されることが、当たり前の方がいまし

た。

検査のために、耳鼻科に受診に行ったところ、

ごっそり耳垢が取れ、他は病気などはなく、

垢がたまりすぎていて「聞こえづらかった」

いうことがわかったのです。

 

骨伝導を利用した会話も、ノートに書いて言葉

を伝えていた方に、この方法をすることで書か

ずとも会話ができるようになりました。

 

では、具体的にどうしたらいいのか?をお伝えしていきますね。

 

まず、

耳掃除は2週間~4週間に1度行うこと。

耳掃除の方法としては、入口から1センチ程の

場所にある、見える範囲の耳垢を綿棒や耳かき

で、軽く掃除します。

奥の耳垢が取れない。と思う方もいますが、奥

の耳垢は数週間で手前に出てくるので、心配ないです。

耳垢がたまって耳鼻科に行かなければいけな

い。となる前にケアをしてみましょう~

 

次に

骨伝導を利用した会話とは、

耳元で筒状のもの(ラップの芯やメガホン)を

使って話しかけることです!

そうすることで、

耳が聞こえづらい方でも、不思議なくらい会話

が聞こえやすくなります。

 

「聞こえていない」とお困りの方は、ぜひ、家

にあるラップの芯を使って、話しかけてみてく

ださい~!

 

骨伝導の仕組みが知りたい方はこちらから

http://miru-kiku.jp

 

 

 

 

親の介護で「わかってもらえない、聞いてもらえない」がなくなる方法をお伝えします。

こんばんは!

現役介護福祉士のtomiです!

高齢化社会に向かっている、今、両親の老後の介護は必要になってきます。

周りの話しを聞いていると「急に介護をしなきゃいけないくて、大変だった」

「思うように手伝いができなくて、イライラする」

なーんて声を聞いたことはないですか?

 

将来、親の介護をする時に、動いてもらいたいのに、相手には伝わらず、イライラして、声を荒げてしまうかも…

と不安に思っている方に、相手にわかりやすく、伝わりやすくなる声かけの方法を

お伝えします!

 

龍山寺老人

 

相手に伝わりやすく、わかりやすい声かけには

声のトーン話す速さ

やってもらいたい事を短く伝えるあえて時間をおく

ということが重要になってきます。

 

なぜ、重要かというと

 

介護の現場では、時間に追われる時もあり、

「早く着替えてほしいな」「早く寝てほ

しいな」と思い、気持ちの焦りから、早口で声

をかけたり、怒っている様な声で話し

かけたり、「次は○○して、そのあと○○して

ください」とやってもらいたい

動作を2つ続けて言ったりすると、

なかなか相手にはわかってもらえなかったり、

動いてもらえなかったりすることが多いんで

す。

そして少し、時間をずらして声をかけると、

今度はやってくれたりすることもあるので、

あえて時間をズラすことも1つの手です。

老厝風景

 

なので

 

  • 焦らず、伝えたいことをゆっくり相手に話しかける

 

  • イライラしたら、深呼吸など一息ついてから、優しい口調で話しかける

 

  • やってもらいたい事を1つずつ伝える(例えば:「顔を洗ってから、歯磨きしてください」 → 「まず顔を洗いましょう」「(顔を洗ったのが終わったら)歯磨きをしましょう」など、分けて伝える

 

  • 相手も動く気分ではないと思い、あえて時間をずらして声をかけてみる

 

これをすることで、すんなりと相手に伝わりやすく、聞いてもらいやすくなります。

そした、お互いのこころに余裕ができて、介護もやりやすくなりますよ~。

 

まずは、一呼吸おいて、ゆっくり話しかけてみることから始めてみてください!