知っておく事がポイント✨食べにくくなるものと、食べやすくする工夫お伝えします🙂
こんばんは!
介護の魅力も知ってもらいたいと思っている
現役介護福祉士のtomiです。
今回は高齢になってくると、
嚙む力や飲み込む力も弱くなってきて、
飲み込みもできなくなってきますよね😨
そうなれば、
今まで食べていた物が硬くて、食べにくくなってきた💦
いつまでの口の中に残って、飲み込むのに時間がかかっている。など
食事も今までとは、違う事がでてきます。
そんな時に「やわらかくするのは、
わかるけど、どうすればいいかわからない」や
「食事を食べやすい形にどう変えるのか、わからない」など疑問が出てくると思います。
なので、今回は
「食べやすくする工夫」を伝えていきます!
これを読んでもらえば、
食べにくいもの、食べやすいものは
何があるのかがわかり、
どんな調理をしたら食べやすくなるのか、
食べやすい工夫なども、
わかるようになります!
私の働いている施設でも、職員が一緒に食事も作って食べているのですが、
一人ひとり食べやすいようにしており、おかずを1口サイズにする人もいれば、
入れ歯を外してしまう方には、歯茎でつぶすことのできる状態で食べてもらったり
など、工夫しながら毎日の食事を安全に食べてもらっています!
ぜひ、今後の食事の参考にしてみてください~
では、まず
「食べにくいもの」とは?
✅もちや団子など、粘り気のあるもの
✅パン、クッキーなどパサパサして水分が
ないもの
✅タコ、イカ、こんにゃくなど、弾力があって、噛み切りにくいもの
✅せんべいなど、水分もなく、さらに硬い
もの
✅海藻やのりなど、のどに張り付きやすい
もの
が食べにくいものとなります。
☆もちなど、よく喉につまらせてしまう
ニュースをよく聞きますが、
他にも注意しなければ、いけない食べ物は
たくさんありますよね。
入居者の方でも、パンが好きな方がいて、歯がほとんどなくなっていましたが、そのまま食べれるから食べてもらっていました💦
でも、パンは口の中の水分をなくし、うまく噛んですりつぶせなく塊になってしまい、
喉につまらせる危険があると言われ、
安全性のため、
そのまま食べることは禁止になり、
パンも柔らかくして食べてもらっています。
☆ただ、入居している高齢者でも、好きな物(せんべいやこんにゃくなど)は好きな
方が多く、しっかり噛んで、飲み込める人は
食べてもらっています!
「食べにくくなるもの」と思ってもらえたらと思います☻
じゃあ「食べやすいもの」とは?
✅ゼリー、プリン、豆腐などの喉ごしがいいもの
✅おかゆ、カレー、シチューなどのとろみがあるのも
✅私たちも食べて、やわらかいと思うほどよく煮込んである根菜類、肉、魚
☆しっかり噛んで、飲み込める人は硬めでも
食べることができるので、
「食べやすさ」という視点で参考にして
ください。
次は「食べやすい調理方法」
について
✅噛みやすい・つぶしやすいように、
やわらかく煮たり、蒸す
☆舌と上あごでつぶせるくらいが目安です。
☆蒸し器や、圧力鍋で調理すると短時間で食材が柔らかくなるので、参考までに。
☆ご飯も水分を多くして、やわらかめに炊いたり、おかゆにしたり。
パンが好きな方には「パンがゆ」といって、
パンを牛乳で浸して、つぶして出したりもしています。
✅野菜や肉の繊維質を断ち切るように切ってから調理し、やわらかく
野菜の繊維質の切り方 → http://www.hyponex.co.jp
肉の繊維質の切り方 → http://www.nipponham.co.jp
✅水分が多く飲み込みにくいものは、片栗粉などで、とろみをつけて食べやすように
☆サラサラだと、気管に入って誤嚥につながる可能性があるので、とろみが大切です。
ただ、つけすぎは飲みにくくもなるので、
目安はポタージュ状ですが、
飲み込む力に合わせて調節していきましょう😊
✨ここでワンポイント✨
食事で、口に運ぶまでに大きすぎると
食べにくかったり、
箸で掴めなかったりするので、
✅1口サイズに小さく切ると、
口にも運びやすくおすすめです。
また、噛む力が弱くなってきた方、歯が少なくなってきた方には
✅「細かく刻む」ことで、噛む回数が少なく
食べやすくなります。
フードプロセッサーがあると、細かく簡単に刻むことができます。
噛めなくなってきた、飲み込みずらくなってきた。など体の変化があった場合には、
まず、やわらかく調理をすることから
心がけてみてください~☻