あなたでも、助けられる!「喉につまらせた!」を防げる食事中の観察ポイント✨

現役介護福祉士のtomiです!

 

これから、親の介護をしなきゃいけなくなる未来を考えると不安だな。と思っている方も多いと思いますし、これからたくさん増えてくると思います。

 

介護をする上で、不安な事はたくさんありますよね…

 

その中でも、食事中に喉につまってしまった時に「どうしたら、いいの!?」

 

とふッと思うことはないですか?

 

何もなく食事ができることが、1番ですが、

 

急に咳き込み、どんどん顔色が悪くなり

 

最悪の場合、

「死」に至ってしまうこと

も考えられます…

 

高齢者は、静かにのどに詰まらせているなんてことも…

なので食事中の様子を見ることは、とても重要なのです!

 

介護現場でも、食事中は入居者の顔が見れる位置に、職員は常におり見守りをすることは、当たり前!

 

緊急の場合にも、しっかり動けるように研修も、日々、行っています!

 

あなたが介護をしていて

 

「のどに詰まらせた」「助けられなかった」「動けなかった」ということは、

 

絶対に避けたいですよね。

 

食事もお互いに楽しく、安心して食べれるように、

 

「喉につまった時でも、私は動ける!」と自信がつくように

 

食事中の観察ポイント 

と 

応急手当のやり方

 

をお伝えします!

 

まず、食事中の観察ポイントとして

✅「むせる」「飲みにくい」「咳をする」「おう吐」のサインがないかよく見ること

 

✅食べている時は、しっかり起きているか確認する             

 眠そうであれば、食事の時間をズラす

 

✅食事中の姿勢は、背筋が伸び、まっすぐであり、飲み込みやすい姿勢であること

 

✅食べるスピードが速くないか

1度に口に入れる量は多くないか観察し、 声をかけていく

 

✅喉につまりやすい食べ物がある時は、十分に気を付けておくこと        

(餅、パン、こんにゃく、カステラなど)

 

この5つのことを、気を付けていれば、最悪な未来を防ぐことが

できます!

 

それでも、

「突然、苦しそうにして口をパクパクしている」

「白目をむいて、苦しそう」

「顔色が、だんだん悪くなってきた」

 

という事態も考えられるので、

 

頭に入れておいて、ほしい応急手当もお伝えします。

 

 

~つまってしまったが、本人に意識がある場合~

 

まず、口の中にあるものを指で、掻きだす

ここでは、指を噛まれてしまう事があるので、ご自分の指にガーゼ等

巻いて行ってください。

また、入れ歯が入っている時は、入れ歯も取りだしましょう。

 

そして「背部叩打法」といって

 

ご本人の名前を常に呼びながら、体をうつむかせて、

 

肩甲骨の間を力強く4~5回連続して、叩いてください!

 

それでも、つまったものが取れない時は

 

「ハイムリック法」といって

 

相手の後ろにまわり、片手で握りこぶしをつくり

 

「みぞおち」の、やや下のほうに、握りこぶしを置き

 

もう片方の手で、握りこぶしを握ります。

 

ご本人と、体を密着させ、すばやく握りこぶしを

 

手前に押し、上に引き上げてください。

 

「ハイムリック法」は、正しい方法で行わないと、内臓破裂など

 

起こすこともあるので

 

「みぞおち」のやや下を、押しながら引き上げることを忘れずに。 

 

背部叩打法、ハイムリック法の動画はこちらから

 

http://tfd.metro.tokyo.lg.jp

 

 

まずは、毎日の食事で、起こりうる「むせる」「飲みにくい」などの

 

「つまらせるかも、しれない」という危険の察知を

 

観察し意識することから、始めてみてください。