歯磨きが健康寿命を延ばす、鍵だった😲覚えるべき、歯磨き手順✨
介護現場で楽しく仕事をしている
現役介護福祉士のtomiです。
最近、仕事をしている中で
「歯磨き」の重要性について
話しを聞く、機会が増えてきています。
なので、今回は、
みなさんの親が
介護が必要になっても、しっかり噛んで、
好きな物を食べれることを維持できる
歯磨きのポイントと手伝いの手順をお伝えします✨
これを実践すると
両親がいつまでも、しっかり噛んで好きな物を食べれることの
手助けできます!
もし今、あなたが
「介護が必要になった時に歯磨きのやり方がわからない」
「何に気をつけたらいいのか、わからない」
と思っていたら
ぜひ、覚えてもらいたいです!
きっと役に立ちます✨
なぜ「歯磨き」が大事なのかは、皆さんもよくご存じだと思いますが、
「8020運動」が行われていることを知っていますか?
「8020運動」とは国も後押し、日本医師会が声をあげている
「80歳になっても自分の歯を20本以上
保とう」という運動で
歯磨きの大切さを掲げています!
そうなんです!
歯磨きをすることは
健康維持にもつながり
いつまでも、
口から食べる事ができることにつながります。
みなさんの両親にも、いつまでも口から食べて元気でいてもらいたいと思いませんか?
私が関わった入居者の方で、本人に歯磨きを
任せっきりにしてしまった事で
歯に汚れが溜まったままであり、
残っていた歯が少しずつ抜けてしまいました。
歯が抜けてしまったことで、
好きだったせんべいやチョコを
そのままでは、食べられなくなってしまった方がいました😢
もっと歯磨きの手伝いを
しっかりしていればよかったと、
とても後悔したことがあります。
そう、ならないためにも
歯磨きのポイントと手順を
覚えておきましょう~
歯磨きを手順として
①まず、口の中を観察する
食後など、口の中に食べかすや、やわらかい痰がある時は
先に取り出しましょう~。
✨スポンジブラシや、口の中を拭くウエットティッシュが
市販でも売っているので、それを使うと便利です。
②唇や口の中を保湿する
✨歯磨きをする前に、唇や、粘膜(歯と頬の内側)を口の中に使える
保湿ジェルで潤おしてから始めるのが、ポイントです!
高齢者の口の中は、思っている以上に乾燥している方も多いので、
しっかり潤おして、ブラッシングで傷つけないように保湿しましょう~
スポンジブラシ、口の中を拭くウエットティッシュ、保湿ジェルは薬局などで
購入できます。わからない方はこちらを参考にしてみてください✨
③やさしく歯磨きをする
ブラッシングをすることで、取れない汚れを取っていきましょう!
特に、歯と歯の間や、奥歯など汚れが溜まりやすい場所なので、意識しながら
ブラッシングしてみてください。
④粘膜(唇と頬の内側)と舌のケア
スポンジブラシで
歯と粘膜(唇と頬の内側) → 舌
→上あご(喉に近い部分なので嫌がる場合はしなくても大丈夫です)
の順番でふき取っていきましょう。
この時は、奥から手前にふき取ることが基本となります!
舌ケアはスポンジブラシでも、汚れを取ること
はできますが、
舌ブラシもあるので、取れにくい場合は使ってみてくださいね。
⑤うがい、口の中を拭くウエットティッシュなどでふき取る
ブラッシングや、粘膜ケアをした後は
取れた汚れが、一時的に口の中に広がるので、
うがいができる人は、うがいをして吐き出してもらう。
※うがいができない人は、うがいの代わりになる口の中を拭くウエットティッシュ、スポンジブラシでふき取ってあげましょう。
⑥最後にも保湿をする
保湿ジェルを指、またはスポンジブラシに適量とり、唇、口全体に広げる
保湿をするタイミングですが、
「歯磨きの前後に行う」ことを覚えてもらえればと思います。
保湿ケアをすることで、
口の中が乾燥しなくったり、舌の汚れが目立たなくなったりと
改善も期待できます✨
①~⑥の手順が、健康寿命を延ばし、
自分の力で噛んで、
食べることの維持にも繋がります!
まずは、
いつも行っている、ブラッシングに
プラスで
歯磨き前後の保湿ケアをしてみることから
始めてみてください~☻