身だしなみを手伝う事は、いい事しか起こらない✨本人のやる気アップにつながる!

こんばんは!介護のことについて、みんなに知ってもらいたいと思っている

現役介護福祉士のtomiです。

 

今回は見落としがちな

「身だしなみ=整容」

について話していきます!

高齢になると、身だしなみでも、

動くのが面倒になり、しなくなったり、

病気によってうまくできなくなり、あきらめてしまったりという事が出てきます。

 

みなさんの両親も、急に、毎日きれいにひげを剃っていたのにしなくなったや、

髪の毛もボサボサのままで過ごしている。ってことが起きるかもしれません💦

 

「少し、出来なくなってきただけだから、大丈夫でしょ」っと思ったまま、

介護する側も気にしなかったら、

本人のやる気もなくなり、さらに動く気持ちもなくなってきます。

そして、出かけたくないっという気持ちも増え家から出たくない!って事に

なるかもしれません💦

そんなことになると、さらに介護が大変になりますし、

元気な姿も見れなくなるかも…😨

「身だしなみ」を手伝わなかったために、

元気がなくなり、自分でするっという

気持ちもなくなって、ぼーっと過ごしていることが増えてしまった。

なんてことは、嫌ですよね。

そうならない為に

「身だしなみの大切さ」

伝えていきます!

 

これがわかるだけで、身だしなみを手伝う

大切さがわかり、

自分で、できなくなった方に手伝いを

するだけで、

本人の気持ちも前向きになり、

身だしなみを自分でしよう!とやる気にも

繋がります!

 

ぜひ、身だしなみの大切さを理解して、手伝いをしてほしいと思います。

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なぜ「身だしなみ」が大切なのか?というと

顔を洗う、髪をとかす、歯磨きをする、爪を切る、耳掃除をする。など、私たちは

毎日のことで考えなくてもしている事に近いですが、

高齢になってくると、加齢・病気・ケガなどがきっかけで、自分ですることができなくなってきます💦

そうなると…

今まで、自分でしていたことができなくなる

         ↓

                生活のリズムが崩れる

         ↓

ストレスを感じ、やる気がなくなり、しなくなる

 

という悪循環になっちゃいます。

なので、

「身だしなみを整える」ことは

メリハリのある生活リズムを整えるために

大切な事なのです!

こんな事例を聞いたことがあります。

自宅から、いくら職員が声をかけても

デイサービスに行ってくれない方が、

半年かけ誘ってもダメ、色んな職員が代わって声をかけてもダメでしたが、

ベテランのヘルパーさんが声をかけたところ、出かける準備もして

玄関で、すでに待っていた。という事がありました✨

何をしたのか聞くと

「当たり前のことをしただけ」とヘルパーさんの返事。

詳しく教えてもらうと

「当たり前のこと」=出かけるために、

服を一緒に選んだり、寝ぐせを直したり、

身支度を一緒にしただけだったのです✨

すごいですよね。それだけ、身だしなみを整えることは人の気持ちも動かす事ができることなんだと感じた事例でした!

 

つまり

「身だしなみを整える」ことで

自分に自信が持て、気持ちが前向きになる

        ↓

出かける気持ちになり、人に会う機会が増える

        ↓

「誰かに見られている」という気持ちにハリが生まれ、

「自分で支度ができるようになりたい」という意欲が出る!

に繋がります

ここでポイント✨

他の人からしてもらうのと、自分でするのでは、爽快感や達成感が違います。

自分ですることが、さらに自信にもつながるので、できる所はやってもらいましょう~。

 

まずは、顔が洗えなくなった方には顔を一緒に洗ったり、ホットタオルで拭いてもらったりから、してもらいましょう~。

また、今までしていた習慣があった方は、

それをする手伝いをしてみると、

本人の気持ちも前向きになります!

例えば、顔を拭いた後はクリームを塗って仕上げたり、髪の毛をとかした後は、しっかりセットしたりなど、昔からの習慣を思い出して、手伝いをしてみてください~☻